冬になり寒い時期に突入すると、大活躍するのがダウンジャケットですね。
ダウンジャケットといえば、暖かいし、インナーは薄手でも良いので気軽に着ることができるので冬には持って来いのアイテムです。
しかし、ダウンジャケットが汚れた時、
「ダウンジャケットってお洗濯どうやってするの?」
「自宅の洗濯機やコインランドリーで手軽にお洗濯できないの?」
と考えることがあるのではないでしょうか?
私も、ダウンジャケットを持っているのですが、クリーニングに持っていくと1枚5000円と言われたことがあり(お店によってクリーニング代は異なります)、これだったら自宅やコインランドリーで安く洗濯できないかな?
と思ったり、また、家やコインランドリーで洗濯する場合は、何か注意点などあるのかなと思い調べてみました。
調べた結果、ダウンジャケットの洗濯を失敗しないための方法や注意点などはありますが、洗濯機やコインランドリーでも洗えるということが分かりました。
そこで今回は、
- ダウンジャケットを洗濯機やコインランドリーで洗う方法
- ダウンジャケットを自分で洗う際に失敗しない方法
- ダウンジャケットを自分で洗う際の注意点
について調べたことを紹介していきたいと思います。ぜひ、参考にされてみて下さい。
Contents
ダウンジャケットを洗濯機やコインランドリーで洗う方法

それでは、実際に自宅の洗濯機やコインランドリーで洗う方法の手順を紹介していきます。
洗濯機で洗う方法
- 工程① 前処理
襟元や袖口は汚れやすく、頑固な汚れの場合がありますので、事前に手洗いしておくといいでしょう。ぬるま湯につけ、洗剤を使って優しくもみ洗いするといいです。 - 工程② 予洗い【水に浮かないように】
予洗いは、特に縦型式洗濯機の場合、空気が入って浮いてくるので、洗濯機に入れる前に水につけて軽く洗っておきます。(洗剤なし) - 工程③ 洗濯機のドライコースで洗濯
洗濯機にはドライコースというものがありますのでドライコースを選択しましょう。ドライコースは、簡単に言うと優しく洗濯をしてくれる洗い方です。洗濯機に入れる際は、裏返しにしてファスナーは締めてネットに入れておきましょう。
- 工程④ 洗濯機で脱水
ドライコースですすぎが終わったら、一度洗濯機を止めます(一時停止)。ダウンジャケットをしっかり脱水するために、ダウンジャケットを整えて脱水をスタートさせましょう。 - 工程⑤ 乾燥
おすすめはドラム式の乾燥機で、自宅用でもコインランドリーでも乾燥できます。乾燥時間は10分ほどでOKです。コインランドリーで乾燥する際は、低温で乾燥させましょう。
続いて、コインランドリーでの洗い方です。
コインランドリーで洗う方法
- 工程① 自宅で事前洗い
洗濯機同様、事前に自宅で頑固な汚れ部分(襟元、袖口)を洗剤を使用して手洗いで洗っておきます。フードは外しておきましょう。 - 工程② 洗濯機へ
ファスナーを締め、裏返しにしてネットに入れ、【弱】や【ソフト】などの優しく洗うコースを選択します。 - 工程③ 乾燥機へ
乾燥は、低温に設定し乾燥時間には気をつけて、10分くらいで十分です。乾燥機を使うことで、ダウンのボリュームをしっかり再現することができますよ。

洗濯機やコインランドリーで洗う方法を紹介させて頂きましたが、次の項目では、洗濯の際に失敗しない方法や洗えない生地や注意点がありますので、必ずチェックしておきましょう。
ダウンジャケットを自分で洗う際に失敗しない方法

ダウンジャケットの失敗とは
- 縫い目にシミができる
- ダウンのボリュームが無くなった
などがありますが、こうならない為の方法をご紹介します。
その①洗濯のすすぎ洗いをしっかりする
【縫い目にシミができる】という失敗がありますが、その原因は、洗濯の際にしっかりと汚れが落ちておらず、すすぎ洗いがしっかりとできていないことです。
ダウンにしみ込んでいた汚れやしっかり流されていない洗剤が、縫い目部分に集まりシミになってしまいます。
この失敗をしない方法として、洗濯の際に、しっかり洗いとすすぎをするようにしましょう。
その②乾燥はしっかりする
【ダウンのボリュームが無くなった】という失敗がありますが、その原因は、中のダウンが一部へ偏ってしまっていることです。
これは、乾燥が不十分だった場合に起こってしまう失敗なので、失敗しない方法として乾燥機を使用しましょう。
自宅に乾燥機がある場合は自宅のもので大丈夫です。自宅に乾燥機がない場合は、コインランドリーの乾燥機で低温10分くらいを目安に乾燥させましょう。

ダウンジャケットを自分で洗う際の注意点

ダウンジャケットの表地に注意
ダウンジャケットには洗える生地と洗えない生地があります。
洗える表地
- 綿
- ポリエステル
- ナイロン
洗えない表地【裏地】
- ウール
- レザー
洗える生地でもハイブランドなどの高価すぎるダウンジャケットは、クリーニング店におまかせした方が安心です。
先ほど紹介した綿やポリエステル、ナイロンの洗える生地でも洗濯絵表示に水洗い不可の表示がある場合があります。
しかし、実際のところ、頻繁にドライクリーニングしてしまうと、ダウン本来のボリュームを無くす原因に繋がります。なので、自己責任での洗濯になってしまいますが水洗いは可能です。
正しい洗い方で、失敗しないようにしましょう。
ダウンジャケット生地のカラーに注意
生地のカラーがブラックやホワイト以外のものは、縫い目部分にシミができる事があります。
生地の構成上(生地に隙間が無く通気性が少ない)自宅で洗濯すると、どうしても生地の縫い目の方に水が溜まりやすくなり、そういった現象が起きてしまうのです。
クリーニング店では、乾燥機などを使用して素早く乾燥させるため、このような問題は起きにくくなっています。
自宅で洗濯する場合は、乾燥機がないと自然乾燥になってしまいますよね。その場合は、先ほども紹介しましたが、コインランドリーで乾燥するようにしましょう。
乾燥させる際の色ムラに注意
先ほどから、何度も乾燥というキーワードが出てきていますが、ダウンジャケットを洗濯する際の一番のポイントと言っていいくらい乾燥は大事な工程です。
乾燥がしっかりできていないと色ムラが出ることがあります。【ナイロン生地が色ムラが起きやすい】
その原因は、乾燥が不十分だと中に入っているダウンに水分が残ってしまい、ある物質が残っている水分に付着することで、染料を分解させてしまい生地が変色してしまう場合があるのです。
なので、中に水分が残らないように乾燥には十分に注意しましょう。
酸化窒素ガスというもので、排気ガスや家庭内にあるがガスコンロや石油ストーブから放出されるガスにたくさん含まれています。
洗濯後の嫌な臭いに注意
たまに、洗濯した後にダウンジャケットから異臭が漂ってくる時があります。
この原因は、ダウンを加工する際に、きちんと加工処理【洗浄や脱臭など】がされていないことです。このまま洗濯をしてしまうことで菌が繁殖してしまい、変な臭いが発生してしまいます。
このような事態が発生した場合は、
- もう一度洗い直して洗剤でよく洗う【洗浄時間を延ばす】
- 酵素系の漂白剤【色物OKの漂白剤】を使用して除菌する
このような方法を試してみて下さい。
それでも改善されない場合は、クリーニング店へ相談することをおすすめします。
ダウンの縫い幅が狭いものには注意
ダウンの縫い幅が狭いものに注意しなければいけない理由は、ダウンが入っている幅【領域】が狭いため、ダウンの動く範囲が狭くなり、絡まりの原因となるためです。
なのでこの場合は、自宅で洗濯しないで、クリーニング店へお任せすることをおすすめします。

まとめ
今回この記事では
- ダウンジャケットを洗濯機やコインランドリーで洗う方法
- ダウンジャケットを自分で洗う際に失敗しない方法
- ダウンジャケットを自分で洗う際の注意点
について紹介させて頂きました。
自宅の洗濯機やコインランドリーで洗濯できますが、洗う際に失敗しないための方法や、洗うことができない種類のダウンもあるので、注意点をよく読んで確認して洗濯しなければいけませんね。
ダウンジャケットの洗濯機やコインランドリーでの洗い方についてご紹介しましたが、参考にして頂ければ幸いです。
また、洗濯機やコインランドリーで洗う方法を紹介させて頂きましたが、あくまでも洗濯は自己責任になりますので、高価なダウンジャケットなどはクリーニング店にお任せすることをおすすめします。
最後までブログを見て頂きありがとうございました。